記事の文章がコピーされたら通知がくるプラグイン「Check Copy Contents(CCC)」

2013年8月28日

8月ももう終わりですね。秋服っぽい方々をちらほら見かけます。
9月1日になった瞬間、ブーツの女性が急に増えるんでしょう、きっと。

読者がブログのどこを参考にしているか知りたい

自分のブログの中でどの記事が人気なのかは、各記事の閲覧数で把握することができますが、サトが記述したコマンド例とかスタイルシートの例とか、そういう部分もちゃんとコピペ利用してもらえているかな?というのが気になって、とあるプラグインを入れてみました。その名も…

チェックコピーコンテンツ~~~(ドラえもん風)

Check Copy Contents(CCC)

WordPress › Check Copy Contents(CCC) « WordPress Plugins

作者様のブログでは、このプラグインを作るきっかけとなったお話が書かれています。
要は「”自分の記事がパクられたら通知がくるシステム”の需要があった」ということなのですが、コードの例などを多く記載しているブログであれば、その例を多くの方に使ってもらえているかどうか、コピー通知で把握することができますよね。
サトも「どこが多く利用されているか」が気になって、数週間使ってみたのでした。

インストールする

もうおなじみだとは思いますが一応。
プラグインの「新規追加」から「Check Copy Contents」を検索して、「いますぐインストール」。

8月29日現在のバージョンは1.1。有効化します。

CCCの設定

「設定」から「CCC設定」を選び、プラグインの設定画面に移動します。

設定項目は5つだけなので簡単です。
  • 通知先のメールアドレス
  • 通知メールの件名
  • 通知メールのアドレス
  • 感知する文字数
  • ログインユーザーの時の通知
メールアドレスだけ設定しておいて、あとはデフォルトのままでOKです。あ、自分がコピーしたものは要らないと思うので「ログインユーザー時の通知」はOFFで良いかもです。

コピーされるとメールがくる

サトのメールボックス。

大量。人気ブロガー様とかだったらもうこんなの比べものにならないくらい恐ろしい数のメールがくるのではないかと。
メールの中身はこんな感じ。

コピー元の記事URLやコピーされた日時、内容、相手のIPやブラウザ環境、どこ経由でこの記事にやってきたのか、などの情報がわかります。画像はダイレクトにいらっしゃった方のようで、経由元が書かれてないけど。

SaaSes Staff Blogの傾向

WordPressで子テーマ作成をする際のCSSの記述例が圧倒的にコピーされていました。
(過去記事: WordPressテンプレートのカスタマイズは子テーマで)
今月はTwenty Twelveやその他公式テーマのアップグレードがあったので、その影響で閲覧数も高くなっている記事。子テーマ作成はWP初心者さん向けなので、CSSもコピペでそのまま使えるように書いた甲斐がありました♪

その他でいうと、リポジトリのURLも多くコピーされていましたね。これはPHPやMySQLをバージョンアップさせたときに書いたもの。
(過去記事: CentOS5にPHP5.4とMySQL5.5をインストールする)

こういうコピペ利用は大歓迎です。そのまま使うだけでOKっていうようなもの、もっと書いていきたいと思います。理屈がわからないと自分でカスタマイズもできないので、そういう説明も解りやすく書くように努力はしていますが。

日本語意訳のコピーも

想定外だったコピー箇所のうちの1つ。
WordPress関連の英文の日本語訳部分もコピーされていました。英語力があるわけでもなんでもないサトが必死に意訳した自信のない文章。
初心者にもわかりやすく、情報元がしっかりしている説明を書こうとすると、WordPress公式の英文を自分で訳さなければならないことがよくあります。そのたびに辞書をひきながら訳すのですが、上手い日本語が思いつかなくて意訳した文章が、実際に他のサイト様に載せられているのを目にして「ちょっと待って~その文章自信ないから~!ヾ(;´Д`●)ノアワワ」って申し訳なくなりました。
もっと頑張らねば。

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コピペで思い出したけど、コピーレフトについてシノブ氏が以前書いてくれた記事もあるので、だいぶ話は飛んでしまいますが是非どうぞ。
過去記事: 著作権(copyright)⇔コピーレフト(copyleft)