こんにちは、サトです。
今日はとっても寒いですね。早く春になってくれないかな…
OsukiniサーバーAirでWordPress!目次
1. 会員登録と申し込み2. サーバーに接続する
3. セキュリティ対策1. ssh接続のポート番号を変更する
4. セキュリティ対策2. 公開鍵認証でssh接続をする
5. WordPressインストール事前準備1. Apacheの設定
6. WordPressインストール事前準備2. PHPとMySQLの設定
7. 独自ドメインを設定する
8. WordPressをインストールする
9. WordPressの基本設定をする
WordPressをインストールする
WordPressのインストール手前で1週間止まってしまってましたが、今日から本題再開!過去の記事は「OsukiniサーバーAir」カテゴリーからチェックしてください。
WordPressのファイルをダウンロードする
サーバーにWordPressをインストールするために、まずはWordPressの日本語ローカルサイトで最新版のダウンロードURLを確認します。WordPress | 日本語
オレンジのボタンのリンク先をコピーしておきましょう。今現在はバージョン3.5.1で
「http://ja.wordpress.org/wordpress-3.5.1-ja.zip」ですね。
いつものようにターミナルを起動して、ファイルをダウンロードするためのコマンド「wget」を実行します。
$ wget http://ja.wordpress.org/wordpress-3.5.1-ja.zipダウンロードが完了しました。
--2013-02-22 14:13:17-- http://ja.wordpress.org/wordpress-3.5.1-ja.zip Resolving ja.wordpress.org... 72.233.56.138, 72.233.56.139 Connecting to ja.wordpress.org|72.233.56.138|:80... connected. HTTP request sent, awaiting response... 200 OK Length: 6636356 (6.3M) [application/octet-stream] Saving to: “wordpress-3.5.1-ja.zip” 100%[======================================>] 6,636,356 682K/s in 9.8s 2013-02-22 14:13:27 (662 KB/s) - “wordpress-3.5.1-ja.zip” saved [6636356/66363 56]
ファイルを解凍する
ダウンロードが完了したらzipファイルを解凍します。$ unzip wordpress-3.5.1-ja.zipEnterを押すと中身が大量に出てきました。完了後ディレクトリの中身を確認すると…
$ ls wordpress $ cd wordpress $ ls index.php wp-admin wp-cron.php wp-mail.php license.txt wp-blog-header.php wp-includes wp-settings.php readme.html wp-comments-post.php wp-links-opml.php wp-signup.php readme-ja.html wp-config-sample.php wp-load.php wp-trackback.php wp-activate.php wp-content wp-login.php xmlrpc.php「wordpress」という新しいディレクトリが作成されていて、ファイルの中身がちゃんと展開されていました。
元のzipファイルは消しちゃいましょう。
$ su Password: # rm wordpress-3.5.1-ja.zip rm: remove regular file `wordpress-3.5.1-ja.zip'? yes
ファイルを移動する
「http://ドメイン名/」でWordPressを表示させたいので、WordPressのディレクトリを「/var/www/html」配下に移動させます。コマンドの意味は
cp(コピーする) -r(ディレクトリの中身も含めて) *(全部を) /var/www/html(ここへ)
# cp -r * /var/www/html cp: overwrite `/var/www/html/index.php'? yesこないだテストで作ったindex.phpを上書きしても良いですかと聞かれたのでOKします。
最後に、htmlディレクトリの所有者をApache実行ユーザーに変更します。
Apache実行ユーザーをhttpdファイルで確認…
# vi /etc/httpd/conf/httpd.confありました。
User apache Group apacheこれをディレクトリに設定します。
コマンドは chown(所有者変更) -R(ディレクトリの中身も含めて) apache:apache(このユーザーに) /var/www/html(このディレクトリを)
# chown -R apache:apache /var/www/htmlOK!
さて、ブラウザにURLを入力して確認してみます。
何か出た!でもまだ完了していないっぽい!はふー( ´△`)
wp-config.phpというファイルが必要なんですね。ここからはブラウザ上でできそうなので、ターミナルを使わずにやってみます。
データベースをセットアップする
まずは「設定ファイルを作成する」ボタンをクリックします。必要情報を用意しましょうという画面。用意するのは「WordPressインストール事前準備2. PHPとMySQLの設定」の「MySQLのデータベースを作成する」で作った情報。
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データベース名
私の場合は「wordpress_db」 - データベースのユーザー名
- データベースのパスワード
-
データベースホスト
デフォルトなら「localhost」 -
データベースの接頭辞
これは複数のWordPressを作動させる場合の設定らしいので気にしなくていいです。
先ほどの情報を入力して「送信」。
インストールを実行します。
サイト名やユーザー名、WordPressへのログインパスワードなどを入力します。
ユーザー名の欄にはデフォルトでadminと入っていますが、変える場合は変更しましょう。
サイト名が思い浮かばないのでとりあえず「テストブログ」で…。センスないけどいいんです、後で変更可能だから。
入力が完了したら「WordPressをインストール」!
WordPressがインストールされました。もっと何か作業をしたかったですか?がっかりさせてゴメンナサイ。これだけです!だそうです!
ログイン画面は問題なく表示されます。
「← テストブログ へ戻る」をクリックしてみると…
ちゃんと表示されてました。WordPressインストール作業完了です!
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とりあえずゴールまでいかないと!と思って、あちこちの設定を省いて必要最低限の構成のみで進めてきましたが、意外とあっけなかったような気もします。
(上司には全20回と言われていたので…)
次回からは実際に管理画面を見てみたり、他の設定もしてみましょうか!