WordPress 3.7 日本語版リリース!セキュリティ強化しました

2013年10月28日

生きてます2○歳。(何)
何を書こうかなぁと考えつつ他の業務をしていたら結構経ってしまったよ、放置何度目だよごめんなさい( ・´ー・`)

最近新しいものが沢山でてますよね!9月にはiPhone5s、iOS7、先週はMavericksやiPad Air、MacBook Pro…。全部Appleですけど。欲しいんですけど。OSは入れましたけど。

そうこうしているうちに、10月24日にWordPress 3.7の英語版がリリースされていました。翌日には日本語版もリリース!
3.6になってまだ間もないように感じますが、12月には3.8も控えているようです。早い早い!

WordPress › 日本語 « WordPress 3.7 日本語版リリースのお知らせ

WordPress 3.7

3.6のコードネームはOscar(オスカー)でしたが、3.7はBasie(ベイシー)。ジャズピアノ奏者のCount Basieのことでしょうね。コードネームについては過去にシノブ氏がまとめてくれているので参考までにどうぞ。
過去記事: おなまえいろいろ

さてさて、3.7は今までと何が変わったのでしょうか。

WordPress 3.7 への更新ありがとうございます。何も変化に気づかないかもしれませんが、それでもかまわないと私たちは思っています。


クールだなおい。

自動でアップグレード


今回の目玉機能はコレでしょうね。
マイナーバージョンアップ(3.7.1から3.7.1など)が自動で行われるようになるそうです。マイナーバージョンアップはセキュリティに関する更新が多いので、これは素敵な機能なんじゃないでしょうか。
もちろん3.7から3.8などのメジャーバージョンアップは今まで通りダッシュボードから更新します。

wp-config.phpファイルに追記をすることで自動アップグレードを止めることもできるようですが、極力やめたほうがいいでしょう。デザインが崩れる、ちゃんと機能しない、という理由ならまだしも、セキュリティ性をあげるためのアップグレードなのですから。
一応やり方はこちらのページの下の方に書かれてます。↓

参考: 自動バックグラウンド更新の設定 – WordPress Codex 日本語版

ちなみに…上記のページにも説明がありますが、メジャーバージョンアップも全部自動で行う設定も可能です。結構勇気いると思いますが。
こちらもwp-config.phpに追記。
define( 'WP_AUTO_UPDATE_CORE', true );

強力なパスワードの推奨


これは最初よく意味がわからなかったのですが、強度インジゲータを実際に試してみてわかりました。

3.6でパスワードを「aaaaaa…」とした場合

  • 「a」1~3個: 非常に弱い
  • 「a」4~8個: 弱い
  • 「a」9~11個: 普通
  • 「a」12個~: 強い

3.7でパスワードを「aaaaaa…」とした場合

何文字打とうが「非常に弱い」

そう、文字数だけで強度を判断しなくなったんです。数字も記号も混ぜ込んだ複雑な文字列にしないと、なかなか「強い」にはなりません。
これからは3.7で「強い」と判定されるパスワードにしておけばより安全ですね。

その他

その他の改善としては、
  • サイト内検索で検索結果を日付順に並べるのではなく、より関連度の高い投稿タイトルの記事を先頭に表示する。
  • 日本語を含む各種言語対応がより速く、より正確になった。
といったところですね。
今回は3.6の時ほど劇的変化はありませんが、どの機能も地味に大事なことなのでさっさとアップグレードしちゃいましょう。

バックアップも忘れずに

毎度のことなのでもうおわかりかと思いますが、もしもの場合に備えて必ずデータは控えておきましょう。下記記事の最後のほうに、アップグレード前にやっておくべきことを書いています。

過去記事: WordPress 3.6 日本語版が遂にリリース!新テーマTwenty Thirteenも