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FTPソフトでファイル転送ができるようにする!目次
SFTP接続ができるFTPソフトについて、複数回に分けて紹介します。サポートサイトではFFFTPを勧めていますが、こちらはSFTP接続に対応していないので今回はナシで。
1. FTPサーバー(vsftpd)を設定する
2. FileZillaのSFTP接続設定
3. CyberduckのSFTP接続設定
4. TransmitのSFTP接続設定
5. FetchのSFTP接続設定
SFTP接続に使う秘密鍵(id_rsa)は事前に用意しておいてください。
Fetch
Fetch日本語版Ver.5公式ホームページへようこそ!昔からあるMacOS用のFTPクライアントソフト。SFTPにも対応しています。
高校生の頃(もう10年も前か)にファンサイトなるものを作ったことがありますが、その頃にこのFetchを使っていました。
犬のアイコンは昔と変わらずですね、懐かしい。
昔はフリーでずっと使っていたけど、いつの間にかシェアウェアになったのかな?試用は30日間とのことです。
起動後の画面。現時点での最新バージョンは5.6。
SFTP接続設定
早速設定していきましょう。-
ホスト名
IPアドレス -
ユーザー名
SaaSes設定報告書記載のユーザー名 -
接続方法
SFTP -
パスワード
SaaSes設定報告書記載のユーザーパスワード -
ポート
sshのポート番号。デフォルト22だけど私は設定変更で10022
初期フォルダに「/var/www/html/」と入力します。
で、「接続」。
あれ…?
秘密鍵の保存場所もパスフレーズも聞かれずに接続できた。
キーチェーンアクセスに鍵情報が保存されている
公開鍵認証が外れたのかと思って焦りました。でもそういうわけではなく、「キーチェーンアクセス」というアプリケーションで秘密鍵とパスフレーズをセットで記憶しているようなんですね。
秘密鍵の場所はデフォルトで.sshフォルダを見に行っているようで、このフォルダから鍵を移動したりしていなければ自動で参照している様子。これによって秘密鍵の設定もパスフレーズの入力も省略されていたみたいです。
試しにキーチェーンアクセスを起動して、該当の鍵にロックをかけてみました。
再度サーバー接続を試みると
聞かれました聞かれました!
「パスワード」と書かれているけど、鍵のパスフレーズのことだと思うので入力。
これで接続できました!
FileZillaもCyberduckもTransmitも自分で入力していたので、初めて省略されてびっくりした(笑)。
今までのソフトで接続するときに「キーチェーンに保存」してしまっていたのかな。それが自動で参照されていたのかな。
個々のMacの設定にもよるのかもしれませんが、同じような現象が起きた方は確認してみると良いかもしれませんね。
一応企業ブログなのに曖昧な書き方でごめんなさい(((( ;゚Д゚)))
ちなみにFetch公式サイトに載っていた公開鍵認証の設定方法(英語)
Using SSH public/private keys or ssh-agent with Fetch — Fetch Help
Macの主要FTPソフトでの接続はこれにて終了。
時間があればWin用ソフトでも行ってみたいと思います!